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ミズノ、野球用木製バットをアップサイクル 不適格材を日常的な活用へ

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ミズノは6月13日、ベースボールバットの製造過程で不適格となったメイプル材を再利用するため、藤田金属(大阪・八尾)との共同プロジェクトを通じて、オリジナルフライパン「SWING PAN」を開発した。


写真 製品 SWINGPANが2つ置いている


写真 製品 SWINGPANが2つ横並びで置いている
今回ミズノと藤田金属が開発した「SWING PAN」。

同社グループのミズノテクニクスが製造する木製ベースボールバットは、プロ野球選手などの要望に合わせて、職人たちがミリ単位で削りながら製造している。
ただ、使用する木材によっては木の節が出てしまい、折れやすくなってしまうことから、販売できない商品が発生していた。

そこで今回、同社はフライパンの取手に木製バッドを使用した「SWING PAN」を開発。プロ野球選手が球場で振るためにつくられた木製バットが、台所でフライパンを振るための道具として活用されることで、新たな役割を果たしている。


写真 製品 SWINGPANの柄の部分


写真 製品 SWINGPANの柄の部分のみがたくさんある

同商品は耐久性に優れ、経年変化を楽しむことができることや、不要品や廃棄物を新しい製品に生まれ変わらせるアップサイクルの手法をとっていることが特徴。商品は1つ6600円(税込)。数量限定で発売を開始している。

同社は今年2月にも、アーバンリサーチが地域共創を目指し取り組むローカルコミュニティプロジェクト「JAPAN MADE PROJECT」の一環として、不適格材を活用した鉄フライパンを発売していた。

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