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広告主向け訴求を目的に「MimiTV」が初のテレビCM ゴマキ起用の狙いとは?

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デジタルの世界で知名度を確立させたブランドがさらなる顧客との接点拡大を目指したり、従来は人的営業中心だった企業が、テレビCMの活用に踏み切る機会があります。なぜテレビCMを選んだのか。初めて出稿する際に、どのような戦略を持って臨んだのか。担当者に話を聞きます。

※本記事は6月1日発売の月刊『宣伝会議』2023年7月号の転載記事です。

写真 人物 プロフィール MimiTV Div.事業責任者 中谷友里氏

トレンダーズ MimiTV Div. 事業責任者
中谷友里氏

SNSに特化したメディア「MimiTV」初のCM

「美容でときめく世界を、一緒に」をコンセプトに掲げる、SNSに特化したメディア「MimiTV」。Twitter、Instagram、YouTube、TikTok、LINEなど各SNSの特性とユーザー属性に応じた情報発信・メディア運営を行う。現在570万人のフォロワーを有し、女性を中心に10代~40代の幅広い世代の美容への関心が高いユーザーが集まっている。運営はトレンダーズ。

「MimiTV」では2022年に7周年を迎え、ブランドロゴ・コンセプトを刷新。このブランドリニューアルに合わせて2023年4月から「MimiTV」初のテレビCMの放映を開始した。出演するのは23年3月よりアンバサダーに起用したタレントの後藤真希さんだ。曲に合わせて「MimiTV」のフレーズが流れ、後藤さんの目元や唇に様々なSNS風の投稿フレームが重なっていく演出。様々なSNSから情報発信する「MimiTV」の特長を印象付けることを狙った。

写真 CM カット複数 MiniTV
「MimiTV」初のテレビCM「MimiTVでときめき、広げない?」篇。

「MimiTV」第2章の始まり メディアの勢いを印象付ける

「今回、初のテレビCMに踏み切ったのは、『MimiTV』の第2章の始まり、勢いを印象付けるためです」と語るのはトレンダーズMimiTV Div.事業責任者の中谷友里氏だ。「『MimiTV』は大手国内化粧品メーカーから外資系ブランドなど数多くの美容系企業に出稿いただいています」(中谷氏)。

今回のテレビCMはこうした美容系企業に対する認知向上の目的があった。中谷氏によると「MimiTV」に一度出稿したクライアントの顧客満足度は高く、リピーターも多いという。一方で、「MimiTV」への認知がない新規顧客はメディア特性を理解しにくいという課題があった。こうした未開拓のクライアントに対し「リーチ力の高いテレビCMの出稿で『見たことある』『皆が知っている』メディアと意識づける目的がありました」(中谷氏)。

中谷氏によると、美容メディアがテレビCMに出稿する事例は少ないという。中谷氏は「これまでもTwitterやInstagramでの広告配信は行っていましたが、クライアントであるメーカーの方に勢いがあると実感してもらえるのはやはりマスではないかと感じていました」と話す。

……この続きは6月1日発売の月刊『宣伝会議』2023年7月号で読むことができます。

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『宣伝会議』7月号(6月1日発売)

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