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38年のギャラリー活動に幕、リクルート「G8」8月から最後の展覧会

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リクルートホールディングスが東京・銀座で運営するギャラリー「クリエイションギャラリーG8」は9月、1985年から38年間のギャラリー活動を終了する。これに伴い、8月1日から最後の展覧会となる「THE ENDING ’23」を開催する。会期は9月2日まで。

実データ グラフィック「クリエイションギャラリーG8」ポスター

 

本展では、これまで開催された展覧会のポスターと、クリエイターによるデザインに対する思いが語られたトークショー映像で活動を振り返る。

また同時開催でギャラリーと関わりの深いデザイナー、イラストレーター、アーティスト16人による、8組の二人展を3日間ずつのリレー形式で実施する。会期中には展覧会に関連したミニイベントも開催予定(詳細は公式サイトにて)。

日曜・祝日および8月11日〜16日は休館となる。入場無料。二人展の予定は以下のとおり(敬称略)。

  • 8月1日(火)〜3日(木) 浅葉克己+山口はるみ
  • 8月4日(金)〜7日(月) 上西祐理+野田凪
  • 8月8日(火)〜10日(木) 宇野亞喜良+永井一正
  • 8月17日(木)〜19日(土) 葛西薫+フィリップ・ワイズベッカー
  • 8月21日(月)〜23日(水) 髙田唯+中村至男
  • 8月24日(木)〜26日(土) 大原大次郎+菊地敦己
  • 8月28日(月)〜30日(水) 田中良治+服部一成
  • 8月31日(木)〜9月2日(土) 亀倉雄策+『クリエイション』掲載作家より

「クリエイションギャラリーG8」は1985年、G7ギャラリーとして銀座7丁目にオープン。以来グラフィックデザインの展覧会を中心に開催してきた。

1989年、場所を現在の銀座8丁目に移し、亀倉雄策氏の責任編集によるデザイン誌『クリエイション』の名を冠した「クリエイションギャラリーG8」に名称を変更。そして現在に至るまでクリエイターのビジュアル表現の実験と制作発表の場として、400本を超える展覧会を開催してきた。

今後は、9月20日、新たな活動の場として「アートセンターBUG」が東京駅八重洲南口直結のグラントウキョウサウスタワー1階にオープンする。

新たな拠点ではアーティストやキュレーターらが挑戦できる場を目指し、「制作歴10年以下のアーティストを対象に、フィードバック重視の審査と設営や広報までサポートするBUG Art Awardの開催」「さまざまなキャリアを重ねるアーティストの紹介や、作品販売を通じてアーティストと来場者を繋ぐ展覧会の企画」「キュレーター支援プログラムほか、美術館やギャラリー、フリーランスでアートに関わる仕事をするアートワーカーのキャリア支援」と、3つの活動を中心に展覧会の運営を行う予定だ。

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