おやつカンパニーと江ノ島電鉄は8月1日から、江ノ島の駅看板や電車内の中づり、電車のラッピングにおやつカンパニーの商品やキャラクターをあしらったレトロな広告を展開するキャンペーンを開始した。当初は8月末での終了を予定していたが、SNS上で「ベビ電」という愛称ができるほどの反響があったため、9月30日まで延長が決定した。
このキャンペーンは同社が発売から65年目を迎えたベビースターのコラボ第一弾。おやつカンパニーが取り組む「#こんなとこにもベビースター」とつぶやきたくなるような企画の一環としてスタートした。120年以上地元の人々や観光客から愛される江ノ電のレトロさと、発売初期から駄菓子屋などで食べられてきたベビースターがもつ懐かしさを掛け合わせた企画となっている。
コラボ期間中は、ベ ビースターの江ノ電ラッピングトレインが運行する。外装にはベビースターラーメンのパッケージをイメージした白と赤の車両に、ベビースターの歴代キャラクターと「ホシオくん」を配したデザイン。内装は、おやつカンパニーの商品を使い、レトロに仕上げてクスッと笑えるような中づり広告を掲出した。
さらに、停車駅の中でも画数の多い藤沢駅・江ノ島駅・鎌倉高校前駅・稲村ヶ崎駅・長谷駅・鎌倉駅の6駅の駅名看板は、ベビースターの麺で文字を表現。8月2日のべビースターの日には、鎌倉駅にてベビースターでつくる”麺文字”を体験できる「麺文字ワークショップ」やサンプリングも開催した。
おやつカンパニーのベビースターブランド担当 田中雅洋氏は、今回のキャンペーンについて「誰もが、遠足や旅行のお菓子選びにワクワクした経験があると思います。慌ただしい日々の中で、つい忘れがちなワクワクした気持ちを思い出してもらいたく、江ノ島電鉄とタッグを組みました。どこか懐かしい江ノ電とベビースターの多面的なプロモーションに触れることで、ワクワク感とともに『#こんなとこにもベビースターが』と、改めてベビースターにも想いを馳せてもらうことを狙いました」と話す。
キャンペーンを手がけたゴートップのクリエイティブディレクター 榎原克剛氏によると、テーマは「昭和の街並み」。デジタルに生きる子どもたちも、風光明媚な列車の旅をたっぷり楽しめるようなプロモーションを目指した。
スタッフリスト
- 企画制作
- 江ノ電エリアサービス+ゴートップ
- CD+C
- 榎原克剛
- AD
- 渡辺俊也
- D
- 石倉卓哉、石丸修平
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