日本マクドナルドは10月10日から、「サムライマック」テレビCMの新シリーズの放映を開始した。シリーズ第1弾の「道を切り拓け」篇では、若い世代の大人にも注目し、“アンバサダー”として3年目を迎えた堺雅人と、同社CM初登場となる“Z世代”の櫻坂46の藤吉夏鈴が初共演。

本CMでは「自分の信じる道を切り拓きたい」と望む大人を応援する「サムライマック」のコンセプトをドラマチックな映像で描いた。

世間では草原に吹き荒れる風のごとく、自然と身に浴びてしまう心ない声が飛び交い、多くの人々が覇気を失ったまま毎日を過ごしている。そんな中、“大切な何か”に気付いて立ち止まり、ひと筋の光を浴びる藤吉さん。富士の裾野に広がる大草原で佇んでいたサムライ（堺さん）はカッと目を見開き「だまっとけ！」と有象無象の意見を一蹴。「自分の道を進もう」と決意した女性に向けてエールをおくり、「サムライマック」のバンズを思わせる一本の道を切り拓きながら草原を駆け抜けていく——。

サムライマックという商品に「道」があることに気付いたと話すのは、電通のエグゼクティブクリエイティブディレクター／プランナー　澤本嘉光氏。

「それはまるで切り開いたような、バンズの切れ目。その刻まれた『道』に重ねメッセージをつくりました」（澤本氏）。

「周りからの否定的な声を気にしすぎて萎縮することなく、自分が本当に行きたい道を切り拓こう。だって自分の人生だから」。そんなメッセージをサムライ・堺さんのセリフに込めた。

今回、サムライ・堺雅人さんの言葉に呼応して突き動かされる若者の存在を描くために、内に秘めた信念のようなものを持つ藤吉さんの起用に至った。

澤本氏は「櫻坂46のLIVEで感情表現に驚き、『Start over!』のMVでアイドルらしからぬ素晴らしい表情をされていた藤吉さんが、きっとうまく演じられるとお声掛けした」と語る。