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コンテンツメディアコンソーシアムが組織名称変更 生成AI時代のデジタル広告品質改善に注力

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BI.Garageが有力メディア30社と共同運営している「コンテンツメディアコンソーシアム」は10月17日、名称を新たに「クオリティメディアコンソーシアム」に変更し、日本のデジタル広告の品質の改善に注力する活動指針として、「クオリティメディア宣言」を発表。併せて、「コンテクスト広告」の広告効果を調査した「クオリティメデイア広告効果調査結果」を公表した。

同社は2020年、国内の主要記事コンテンツホルダーであるメディア各社とともに、「コンテンツメディアコンソーシアム」を創設。参加各社のコンテンツチェック体制、広告チェック体制に対して、第3者であるビデオリサーチ社による検証制度を実施・公表するとともに、広告品質認証機関であるJICDAQに加盟し、広告サービス全体の信頼性を2段階で外部検証、広告掲載先メデイアを開示してきた。

今回発表した「クオリティメデイア広告効果調査結果」は、時計メーカーの広告を対象に調査を実施したもの。同社が提供するデジタル広告プラットフォームMediaString経由で広告主サイトに流入したユーザーと、他媒体経由で流入したユーザーのサイト内行動の比較を行った。期間は2023年7月13日~7月31日。

調査によるとMediaStringを経由したユーザーは直帰率が低くサイト滞在時間が大幅に長い傾向があった。またLP到達後のページスクロール率が非常に高く、特に90%の地点において有意差があった。併せて読了率も高いことが分かった。

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実データ 集計概況(基本指標)


実データ 直帰率/離脱率


実データ 媒体別 スクロール率


実データ 読了率(媒体比較)
「クオリティメデイア広告効果調査結果」資料より