キヤノンギャラリー50周年企画で柿本ケンサク氏写真展、AIを使用した作品・映像も展示

映像演出家・写真家の柿本ケンサク氏による写真展「As is」が、東京・品川阪のキヤノンギャラリーで開催中だ。また、12月12日からはキヤノンギャラリー銀座・大阪でも同タイトルで展示が始まる。

キヤノンギャラリーは今年2月に開設50周年を迎え、本展はそれを記念した企画展の第5弾となるもので、同ギャラリー3拠点での開催となる。

シリーズ TRANSLATORより「+46-015 Stockholm」2023年 ©Kensaku Kakimoto

柿本氏は学生時代より映画、テレビCM、MUSIC VIDEO等で助監督を経験しながら、作品の制作を始め、2005年に長編映画『COLORS』を制作。映画『スリーピングフラワー』で劇場デビューを果たす。以後、ディレクター&D.O.PとしてテレビCMやMUSIC VIDEOの分野で精力的に作品を制作。多くの映像作品を生み出すとともに、広告写真、アーティストポートレートなどをはじめ写真家としても活動を開始する。2021年には大河ドラマ「青天を衝け」メインビジュアル、タイトルバックを演出、監督を務めた映画『恋する寄生虫』が公開されている。また、現代美術家としても多くの写真作品を国内外で発表している。

今回、柿本氏は3拠点すべての写真展に、「名もなき一滴の記憶を写真に閉じ込める」という思いを込めて「As is」(ありのまま、あるがまま)という共通のタイトルを付けた。展示にあたり、柿本氏は「僕がライフワークとして撮影する写真は、今この瞬間の記憶の視点(点)の提案なのだ」という言葉を寄せている。そのタイトルのもと各ギャラリーでは、異なる展示シリーズを展開する。

キヤノンギャラリー S では、柿本氏の作品画像・映像を学習させたAIにより、過去の作品を変化させた「Time Tunnel」シリーズや、氏特有の抽象的なランドスケープの作品など、新作を含む計29点を展示。またAIを使用した柿本氏の作品群に、音楽家の小林武史氏による音楽とクリエイティブディレクターの大木秀晃氏によるテキストを組み合わせた映像作品「en」(Butterfly Studio製作)も上映する。

キヤノンギャラリー銀座では日本国内のランドスケープ作品を21点。同ギャラリー大阪では社会に何気なく存在する物体などに着目し、被写体を氏独自の視点で切り取ることで新しいデザインとして再生させる代表的な「Trimming」シリーズの作品を中心に18点展示する。

シリーズ Time Tunnelより「Time Tunnel 03June」 2020年 ©Kensaku Kakimoto

シリーズ KAN-NONより「月の庭 暗」 2022年 ©Kensaku Kakimoto

「Trimming23 016」2023年 ©Kensaku Kakimoto

柿本ケンサク写真展「As is」

キヤノンギャラリーS
開催中、~2024年1月15日(月)まで
10時~17時30分/ 日・祝・年末年始休

キヤノンギャラリー銀座
12月12日(火)~27日(水)
10時30分~18時30分/ 日・月・祝休

キヤノンギャラリー大阪
12月12日(火)~27日(水)
10時~18時/ 日・月・祝休


 

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