ソフトバンクは 、新テレビ CM「神ジューデン VS亀ジューデン」 篇の放映を開始。XやYouTubeで、テレビCMの流れを汲んだWebCMも公開した。

同社は ソフトバンクの商品として、急速充電によりわずかな時間でバッテリーを100%充電できる“神ジューデン”スマホシリーズを2022年より販売している。本CMは昨年の発売時に続く第二弾で、12月8日に発売した新ラインナップ「 Xiaomi 13T Pro」 と 発売中の「 OPPO Reno10 Pro 5G 1」の二機種を訴求する。どちらも同社が国内の移動体通信事業者（ MNO）として、独占で販売しているものだ。

今回のテレビCMには、前回に続き「神ジュ―デン」スマホを持つ吉沢亮さんと杉咲花さんが登場。そして、ライバルとして充電がゆっくりな「亀ジュ―デン」スマホを持つ、戦場カメラマン 渡部陽一さんが登場する。

ＣＭの舞台は、岩手名物の「わんこそば屋」。2人が食事前に店員役の杉咲花さんにスマホの充電を同時に頼んだところ、わんこそばを亀のようにゆっくり味わって食べる渡部さんの“亀ジューデン”スマホは充電が進まない一方、神”のような速さでわんこそばを食べる吉沢さんの “神ジューデンスマホはあっという間に100％充電が完了するというストーリー。今回もそれぞれの充電画面を見せながら、♪～ジューデン、ジューデン、ジューデン～というBＧＭがＣＭを盛り上げる。

「シリーズが続くと、ゴジラシリーズにメカゴジラが登場したり、アンパンマンにバイキンマンが登場したり、ライバルが登場するのはよくあること。今回は、コピーライターの照井晶博さんのアイデアで、『神ジューデン』のライバルとして、充電がゆっくりな『亀ジューデン』が登場。その担い手として、ゆっくりした口調で有名な戦場カメラマン、渡部陽一さんに出演していただくことになりました」と、ＣＭプランナー 福里真一氏。そのアイデアを活かせる場所と考え、ＣＭの舞台をランチタイムの「わんこそば屋」に設定したという。

「すごい速さで、わんこそばをどんどん体内に取り込んでいくように、電気をどんどん取り込んでいく、という描き方で『神ジューデン』の速さをイメージしてもらおう、と考えました」（福里氏）

今回はＷebＣＭにも、吉沢さんと渡部さんが登場している。わんこそば屋で「神ジューデンvs亀ジューデン」の対比を描いたテレビＣＭに対し、Web動画では二人の「走り対決」が繰り広げられる。こちらも充電画面を見せながら、対照的な二人の動きを見せている。

「走行時の姿勢/アングル/レンズがこの企画の肝ですので、色々検証した結果、吉沢亮さん・渡部陽一さんにはワイヤーで吊られて前傾姿勢を保っていただきながら走っていただきました」と、ＷebCMを企画した花田礼氏。

「スマホを選ぶ際に、人によってさまざまな選択基準があると思いますが、実際の生活の中では、“充電の速さ”というのも、かなり重要なポイントですよね。ランチタイムの間にも、余裕で充電が終わってしまう『神ジューデンスマホ』。『ローハイド』のメロディで歌い込まれる『神ジューデン』というキャッチフレーズとともに、“充電の速さ”がスマホ選びのメジャーな選択基準のひとつになっていくといいな、と思っています」（福里氏）

同社では、新CM公開記念としてX（旧Twitter）でPayPayポイントが当たるキャンぺ―ンを12月13日まで実施中。その投稿には、「CMソングが頭から離れない」「意外な組み合わせが面白い」といった声が寄せられている。