生涯保証でも負担増えず
映写スクリーンの開発・販売を行うシアターハウス(福井市)は12月11日から、一部商品の保証期間を10年から永年に切り替えた。10年保証を開始した2010年以降の製品不良率は0.1%以下で、生涯保証でも負担は増えないと判断。保証にかかる経費は年間10~20万円程度と想定している。製品の信頼性を高めるほか、廃棄を減らして環境負荷の軽減につなげる狙いも。今年は月平均600本のスクリーンを販売し、年間売上は約5億円。保証効果で個人・法人ともに需要が伸びるとみて、来年度の売上増にも期待している。
2010年に1年から10年に保証期間を延ばした際は、値上げしたにもかかわらず注文が増えたことから、生涯保証の導入も売上につながるとみている。同社の把握では、競合のスクリーンメーカーは1年~10年保証が多く、生涯保証の導入は全国初だとしている。
対象商品は、ケース付き電動スクリーン(WCBシリーズ)やタペストリースクリーン(BTPシリーズ)など6シリーズ。同社が扱う約10シリーズの中でも、部品から自社設計した耐久性に優れる機種を選んだ。リモコンなど付属品の故障にも対応している。
同社は映写スクリーンの専門店として2001年に設立し、これまで家庭用から法人用まで13万本以上のスクリーンを販売。福井の工場で一つひとつを顧客の要望に合わせて手作りしている。
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