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今年売れた本は?宣伝会議2023年「書籍ランキングベスト10」発表

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今年売れた宣伝会議の書籍やその傾向は?本記事では、2023年1月〜12月のAmazonでの書籍売上をもとに「宣伝会議 2023年書籍ランキング ベスト10」をお届けします。年末年始の読書にお役立てください。

宣伝会議 2023年Amazonランキングベスト10
(2023年1月1日〜12月26日まで 宣伝会議調べ)

ネーミングこそ最強のツール。1位は『なまえデザイン』

 

1位は『なまえデザイン そのネーミングでビジネスが動き出す』。話題の商品・サービス・施設名を⼿がける⼈気コピーライター・小藥元氏が「ネーミングの秘訣」を明かす一冊。「『なまえ』をつけることの深さを知った」「単なるネーミングの本ではない。価値の本質を言葉で捉えるための本だった」など、読んでいただいた方からの熱い感想・推薦の声を多数いただいています。

宣伝会議の「ビジネス書ベストセラーライブラリー」では、著者の小藥氏による動画の配信もスタートしています。こちらもあわせてどうぞ。

 

ランキング常連。2位は『The Art of Marketing マーケティングの技法』

 

2年前に発売した『The Art of Marketing マーケティングの技法』が、今年も上位にランクインしています。マーケティング活動の全体設計図である「パーセプションフロー®・モデル」の考え方を詳細に紹介する、唯一かつ決定版の書籍です。最近では、「パーセプション」という言葉を当たり前のように耳にするようになりました。パーセプションチェンジをいかに起こすか、設計していくかの実務に不可欠な本として、現場で利用が広がっています。アドタイでも三井住友カードマーケティングのWebのコンバージョンが3倍になった事例をはじめ、各種記事をアップしておりますのでぜひご覧ください。

 

反響が続いています。3位は『好奇心とクリエイティビティを引き出す 伝説の授業採集』

 

昨年発売の『好奇心とクリエイティビティを引き出す 伝説の授業採集』も、今年も書評の掲載などが続き、反響の絶えない一冊です。「ワクワクが止まらない。こんな授業、受けてみたい。子どもたちにも、受けさせたい!」。そんなお声も多数いただいています。2024年に向けて、頭をやわらかく揉みほぐしつつ、新しいアイデアを考えるお供にぴったりの本です。アドタイでは、ブックディレクターの幅允孝氏とのトークイベントや、本のイラストを担当してくれた萩原ゆか氏との対談記事も公開しています。

 

「知られ方」に悩む全ての人へ。4位は『なぜウチより、あの店が知られているのか?』

 

4位は、ネットショップや個人商店のオーナーに向けて書かれた『なぜウチより、あの店が知られているのか? ちいさなお店のブランド学』。広告の一線で活躍してきた嶋野裕介氏、尾上永晃氏の2人が、自身の強みの見つけ方やSNS時代ならではの発信法を解説します。「難しい言葉がなくてすらすら読めた」「著者と会話するように読めて楽しかった」「実はセルフブランディングにも使える」などのお声をいただいています。人から薦められて読んだ、人に薦めた、という話が多いのも特徴かもしれません。「知られ方」に悩んでいる全ての方に読んでいただきたい一冊です。

 

オウンドメディアの教科書。5位は『オウンドメディア進化論』

 

「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」の立ち上げの立役者・平山高敏氏による『オウンドメディア進化論~ステークホルダーを巻き込みファンをつくる!~』が5位にランクイン。企業メディアの担当者には欠かせない一冊として、支持を得ています。立ち上げ時のアプローチから、持続的なオウンドメディア運用に必要なポイント、そしてオウンドメディアが社内で果たす役割まで、実践者の目線で解説する書籍です。アドタイでは、「宣伝会議マーケティングサミット2023」に著者が登壇した際のレポート記事を公開しています。

 

広告会社からの講演依頼多数。6位は『競合プレゼンの教科書 勝つ環境を整えるメソッド100』

 

競合プレゼンを勝ち抜くために必要なのは企画力やプレゼンテーション力だけではない。勝つ「環境を整える」ことこそが近道だ―。『競合プレゼンの教科書 勝つ環境を整えるメソッド100』は、ADKで10年以上にわたり100件を超えるコンペを勝ち抜いた著者が、その知見を100のメソッドにまとめた一冊。さまざま広告会社から、著者を講師に招いた社内研修のご依頼もいただいております。ご興味のある方はぜひご一報ください。

 

海外広告の「わからない」が「わかる」に変わる。7位『世界の広告クリエイティブを読み解く』

 

海外広告を見るときに、文化的な背景や文脈がわからなくて困った経験はありませんか?『世界の広告クリエイティブを読み解く』では、そんな日本文化と海外の文化の価値観の違いを、豊富な事例を通じて体系立てて理解し学べる本です。海外・異文化に向けてクリエイティブを立案する際はもちろん、カンヌなどの海外事例を見る際にも大いに助けとなります。12月27日に発売したカンヌ受賞作の分析本『世界を変えたクリエイティブ 51のアイデアと戦略』とあわせてお読みいただきたい一冊です。

 

広報の原理原則からChatGPT活用まで。8位は『先読み広報術 1500人が学んだPRメソッド』

 

大手から中小企業、ベンチャー企業まで、1500人以上が学んだ人気の広報勉強会の内容を一冊に凝縮。『先読み広報術 1500人が学んだPRメソッド』は、メディアの関心を引く話題のつくり方をテーマに、プレスリリースの書き方やオウンドメディア・SNS活用法などを手ほどきします。“ひとり広報”や社内に広報の知見がない企業の人にこそ役立つ、実践的な広報の教科書です。広報の原理原則からChatGPT活用など最新のノウハウまで、この一冊で学べます。

 

デザイナーとの仕事がもっと楽しくなる。9位『わかる!使える!デザイン』

 

人気アートディレクター小杉幸一氏の初の単著『わかる!使える!デザイン』。商品やブランドを「人格」化して考えてみることで、デザインに関する判断の基準が明確になり、意思決定もスムーズになる。そんな独自の理論を展開します。色は「性格」、書体は「声色」、文字間は「話し方」、レイアウトは「姿勢」、イラストレーションは「ファッション」…そう考えると、デザインがもっと身近なものになってきませんか?デザイナーではない立場でデザインに関わる人にこそ読んでいただきたい一冊です。

 

タクシー広告でもお馴染み。10位はテレシー社長の『テレビCMの逆襲』

 

「運用型テレビCM」市場をリードする一人、テレシー代表取締役CEOの土井健氏による本音の広告論が展開。『テレビCMの逆襲 運用型CMで売上50億を2年で実現したテレシーCEOの実践広告論』は、ネット広告出身の土井氏が注目するテレビCMの魅力、広告効果の考え方、PDCAサイクルの回し方などについて紹介します。テレビCMの新たな可能性に、ネット広告の視点から光を当てた一冊です。

なお、11位以降のラインナップはこちら。

いかがでしたか?以上、2023年の宣伝会議Amazonランキングベスト10をお届けしました。気になる本があれば、ぜひチェックしてみてください。

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