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アサヒ生ビールイベント「マルエフ横丁」 発売当時の飲食店再現で150分待ち

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「おつかれ生です」のフレーズでおなじみの「アサヒ生ビール」。ぬくもりのある世界観を体験できるイベント「マルエフ横丁」を大阪と福岡で開催。多くの来場者で会場は賑わいを見せた。
※本記事は月刊『販促会議』2024年2月号の転載記事です。

「マルエフ」の愛称で知られる「アサヒ生ビール」。同商品の特徴でである“まろやかなうまみ”や“ぬくもりのある世界観”をより多くの人に体験してもらうことを目的に、アサヒビールは11月13日から「日本のみなさん、おつかれ生です。プロジェクト」をスタートしている。

そのプロジェクトの一環として、さらなる認知拡大や飲用喚起を図るべく、「マルエフ横丁」を大阪と福岡で開催した。2022年から東京や広島などで開催してきた「マルエフ横丁」。1986年の発売当時の、人と人のぬくもりが感じられるような温かい飲食店の雰囲気を再現している。店舗は立ち飲みスタイルで、「アサヒ生ビール」とお通しとのセットで販売。


写真 風景 CMに出演中のタレントを招いたPRイベントの様子
CMに出演中のタレントを招いたPRイベントの様子が多くのメディアで取り上げられた。大阪会場では最大「150分待ち」となった。

写真 風景 「マルエフ横丁」には温かい光の提灯が数多く並ぶ
「マルエフ横丁」には温かい光の提灯が数多く並ぶ。1986年発売・2021年に復刻した「マルエフ」が親しまれ続けた飲食店の賑わいを表現している(写真は福岡会場)。

開催地限定のメニューとして、大阪会場では肉すい豆腐、福岡会場ではもつ鍋風煮込みを提供した。各会場の初日の午前中にPRイベントを実施した効果もあり、大阪会場では最大150分待ちとなるほど大きな賑わいを見せた。

同社マーケティング本部 ビールマーケティング部の福間啓介氏は「長時間お待ちいただいた点は改善の余地がありながら、それだけ待ってでも『試したい』『飲みたい』と思っていただけたことについては非常に良い感触を持っています」と語る。

「マルエフ横丁」よりもコンパクトな設計で同様の体験を提供できる「出張マルエフ横丁」は九州エリアで12月7日からスタート。47都道府県での開催を目標に、1000万人のブランド体験の機会創出を目指すという。


写真 風景 九州でスタートした「マルエフカー」
商品名が印字されたスタッフユニフォームについて「どこで売っているのか」という問い合わせも寄せられた。12月から九州でスタートした、「マルエフカー」が全国各地を訪れる「出張マルエフ横丁」ではTシャツやグラスなどのオリジナルグッズの販売も実施。

写真 風景 「マルエフ横丁」

アサヒ生ビール マルエフ横丁 in大阪/福岡
【大阪】大阪府大阪市北区芝田1丁目 阪急大阪梅田駅 1階中央WEST広場
実施期間:2023年11月14日~19日
【福岡】福岡県福岡市中央区天神2丁目天神 地下街イベントコーナー
実施期間:2023年11月21日~26日

その他、本連載では編集部で選んだ事例を掲載しています。月刊『販促会議』2024年2月号にてぜひご覧ください。

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