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ぺんてる初「店頭陳列コンテスト」開催 審査基準は書いてみたくなる売り場か

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※本記事は月刊『販促会議』2024年3月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。

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ぺんてるは、第1回「Pentel Artsぺんてるアーツ店頭陳列コンテスト」を2023年9月13日から11月13日までの2カ月間にわたって実施した。

この「Pentel Arts」は、製品の垣根を越えて書く・描くことそのものの価値を広めていく活動。「手描きを、贈ろう。」をコンセプトに、ワークショップや店頭展開、プロモーションを通じて、手書き・手描きがもたらす温もりを伝えていくというものだ。今回のコンテストは、店頭から手書き・手描きの楽しさを伝えることを目的に実施した。


写真 実データ 「Pentel Arts 店頭陳列コンテスト」のキービジュアル
「Pentel Arts 店頭陳列コンテスト」のキービジュアル。

応募したのは、全国166店舗の販売店。「お客さまが『書(描)いてみたい』とワクワクする売り場になっているか」「手書き・手描きの装飾に創意工夫がみられるか」という2点をポイントに審査し、表彰店舗を決めた。

グランプリに輝いたのは、大分県中津市の「かがし屋 中津店」。「陳列全体がPentel Artsのコンセプトに沿って伝わりやすい展開になっている」と評価した。同店では、来店者が自由に持ち帰れるポストカードサイズの試筆用紙を展開。そのほか店舗がオリジナルで作成したキャラクターによる訴求など、独自の工夫も多く見られた。


写真 風景 グランプリを受賞した「かがし屋 中津店」の売り場
グランプリを受賞した「かがし屋 中津店」の売り場。店舗で作成したオリジナルキャラクターが目を引き、Pentel Artsのメッセージをわかりやすく伝えている。

コンテストに参加した販売店からは、「店舗でアイデアを出し合って、みんなで手書きPOPをつくったのがとても楽しかった」「また定期的に工夫した売り場づくりを実施したい」「実際に商品を使用してPOPなどを制作したので、お客さまにおすすめするときに商品特長をしっかり伝えられた」といった、前向きな意見が聞かれたという。

ぺんてるは、来年も同様の店頭陳列コンテストを実施する予定としている。


写真 風景 準グランプリの「TSUTAYA 木野店
左は準グランプリの「TSUTAYA 木野店」。ぺんてるのキャラクターである「ぺぺ&ルル」のイラストをメインに売り場を展開。立ち止まってじっくり見る来店者も多かったという。右は同じく準グランプリの「ブックセンタークエスト 門司大里店」。「手書き(手描き)は愛」というトップボードが、大きなインパクトを与える売り場になっている。

その他、本連載では編集部で選んだ事例を掲載しています。月刊『販促会議』2024年3月号にてぜひご覧ください。

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