電通は4月1日、新入社員入社式「Day One Ceremony 2024」を開催。2024年度は143名が新たに入社した。

電通グループは2023年6月、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の入札問題の再発防止に向けた取り組みを公表。再発防止に向けて、内部統制の実効性の向上、経営者から現場までコンプライアンス教育の徹底、グループ行動憲章の周知徹底や人事制度・社内風土の見直しなどを図っている。
「Day One Ceremony 2024」では、2024年1月に電通の社長に就任した佐野傑氏が新入社員に向けてスピーチ。
「電通は人がすべての会社で、人こそがほぼ唯一にして最大の財産。電通とは、皆さん自身であり、電通の未来とは、皆さんの未来の集合体に他なりません。心から嬉しく、ワクワクしています」と歓迎の言葉を述べた。
電通の佐野傑社長。「社員でも8割くらいは私の名前を『さの けつ』だと思っているので、『さの けつ』でも大丈夫ですよ(笑)」と緊張する新入社員を笑わせる場面も。
佐野氏は「社会がかつてない速度で変化と進化を続ける中で、ひとり一人の社員の成長が電通の変革・成長の源泉である」としつつ、「無理はしないように」と新入社員を気遣う場面もあった。
「これから皆さんには、6000人以上の社員や顧客・パートナー、社会、そして何よりも自分自身に誠実でいてほしいと思います。自分の心にも体にも、です。若い皆さんは今、ものすごいエネルギーに溢れているため、無理をしがち。自分自身と向き合いながら、決して無理はなさらないようにしてください」(佐野氏)。
最後に「社員一人ひとりが自らの個性やユニークネスを発揮してその能力を解放し、色んな挑戦ができる環境を整えていくこと、社員同士の掛け算によって新たな価値が生まれる、そんな仕組みをひとつでも多くつくっていくことを約束します」と宣言し、歓迎の挨拶を締めくくった。
佐野氏のスピーチの後、研修期間に新入社員と時間を共にする各チームのリーダー/サブリーダーを紹介。さらに、143名の新入社員が同社で目指す人物像や電通で実現したいことなどを宣言した「Day One 宣言」が紹介された。


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