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読み終わる頃には、不思議と軽く感じます。――2023ACC賞審査委員長が語る

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国内最大級のクリイエイティブアワードで「ACC賞」として親しまれる「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」。本賞の2023年度の全入賞作品を収録した『ACC 日本のクリエイティビティ2023』(編集:一般社団法人 ACC)の発売を記念して、各部門の審査委員の皆さんに、賞について、審査について、年鑑についてなど、様々な視点からのコメントをいただきました。

フィルム部門審査委員長の細川美和子さん(つづく)のコメントを紹介します。

 

読み終わる頃には、不思議と軽く感じます。

フィルム部門審査委員長(2023年度)
細川美和子

年々、“いい広告”を作ることの難易度が高まっている気がする。それは、自らも発信者となった生活者のリテラシーが高まっているからかもしれないし、経済の状況がクライアントにより厳しく広告の意義を問うようになったからかもしれない。

だからこそ、その真っ当な難題に、哲学と人間性、あるいはユーモアを失わずに見事に応えた広告にふれると勇気が出ます。本当のことが聞きたい。本当の結果がほしい。2023年の年鑑にはそんな最新版の事例が詰まっています。

そんなの無理だよ、という局面に折れそうになった時(私にはよくあるのですが、みなさんはどうでしょうか)は試しに、この本の扉を開いてみるのはいかがでしょうか。最初はちょっと、開くのも重いのですが。読み終わる頃には、不思議と軽く感じます。

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ACC 日本のクリエイティビティ2023

2023年秋に発表された「2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY
AWARDS」の全入賞作品を収録した年鑑。本賞は1961年に創設された「ACC CM FESTIVAL」が前身。現在9部門を擁し国内で最も規模が大きく、権威のあるアワードのひとつとして知られています。

年鑑には、応募総数2,448本の中から選ばれたグランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、ファイナリスト、全437作品(シリーズの場合、1作品番号で複数の作品掲載)を収録。各部門の審査委員による講評をはじめ、入賞作品のメインビジュアルやスタッフリストを掲載。さらに受賞作品に関連した、下記のコンテンツを読むことができます。

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