デザイナー91人が参加、夏目漱石・林芙美子・萩原朔太郎作品のブックカバー制作

紙の専門商社である竹尾は6月10日から、東京・神田の「竹尾見本帖本店」にて91人のデザイナーが参加する「文豪×文庫 夏目漱石・林芙美子・萩原朔太郎 名作の装丁 新しい100冊」展を開催する。日本図書設計家協会との共催で、会期は7月19日まで(土・日・祝日休)。

本展では、夏目漱石『こころ』(1914年)、林芙美子『放浪記』(1930年)、萩原朔太郎『猫町』(1935年)の3作品をテーマに、装丁家・装画家ら91人がファインペーパーを用いて、オリジナルデザインの文庫カバーを制作する。参加するクリエイターは以下のとおり。

会場では『こころ』初版本など3作品の装丁の変遷も展示。新たに引き出された文豪作品の魅力とともに、さまざまな装丁を楽しむことができる。

あわせて岩波文庫『こころ』『放浪記』『猫町 他十七篇』の文庫本本体と、本展オリジナルデザインの文庫カバー約100種から1種を組み合わせて会場限定販売する。ほかにも6月28日、関連イベントとして朗読会の開催を予定している。

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