マーケティング本部の田口るみこ氏
約1000個以上の実がなる「トマトの樹」からトマトを収穫できる無料体験も実施。昨年は参加者によって4000個以上のトマトが収穫されるなど、大きな反響を呼んでいる。体験には当日配布される整理券が必要だが、千葉県の顧客がオープン2時間前から並ぶほどの人気ぶりを見せた。
イベントは、顧客と社員が直接交流する場としての役割も担っている。社員と話すことを通じてカゴメへの親しみやファン化を促す狙いがある。東京・福岡両会場をあわせて、全国から約170人の社員が交代で参加する予定だ。
本イベントを通して、野菜を育む畑や土への理解を深めるとともに、自然への好奇心や感謝の気持ち、野菜と暮らす楽しさを広く発信していく。マーケティング本部の田口るみこ氏は「もっと身近に野菜を感じていただけたら」と語っている。
同社は、トマトや野菜の苗、栽培用の土などの園芸商品も展開。イベントの主目的は食育であるが、こうした園芸商品の魅力もあわせて伝えていきたい考えだ。
