ヒップホップを生み出したレジェンドも訪問! Katsu Oneさんによるレクチャー
「ヒップホップ」という言葉ができてから52年。この言葉を作った人たちに実際に会いに行き、話を聞いたことがあるというKatsu Oneさんが、ヒップホップの歴史を解説した。
ヒップホップは1973年8月11日、ニューヨーク ブロンクスの貧困地域で生まれた文化。当時、若者の間で流行していた4つのエレメント、ブレイキン・ラップ・グラフィティ・DJをひとつの場に集めてパーティを開いたことが始まりだと言われている。
ギャングが殺し合いをしていた時代も、喧嘩をするならヒップホップで勝負しようという動きがあり、ブレイキンのバトルもそこから生まれた。武器を捨て、相手に触らないというルールで勝負することが広まっていったという。
Katsu Oneさんは、「ヒップホップの文化は若者の思いとともに発展してきた。精神的に救われ、自由になれた人も多くいる。ヒップホップから得られる気づきや学びをもとに、Peace(平和)、Unity(結束)、Love(愛)、Having Fun(楽しむ事)という理念が作られた。この言葉は、ヒップホップに関わる人は誰でも言えるもの。突き詰めると、ヒップホップをやっている人は世界が平和になることを願っている人ばかりだと思う」と、語った。
参加したCMOメンバーからは「企業においては理念やパーパスの浸透に課題を抱えていることが多い中で、ヒップホップのパーパスと言えるようなものが世界的に浸透している状況からマーケターが学べることも多いのではないか」といった意見も出ていた。
ShigekixがCMOメンバーにレクチャー! みんなでブレイキンを体験!!
Shigekixさんが先生となり、CMO Xメンバーがブレイキンに挑戦。
会の最後には、Shigekixさんがブレイキンのパフォーマンスを披露。さらにCMO XメンバーにShigekixさんが直々にブレイキンの指導を行い、最後に全員でパフォーマンスを披露した。
参加したメンバーからは、「リスペクトを持って否定せずに相手の話を聞くなど、ヒップホップの哲学は、組織マネジメントでも使えると思った」「自分の思いを即興で表現する、その爆発力に感動した」などの感想が寄せられた。

CMO Xメンバー、渡邊マーロック氏、Shigekix(半井重幸)氏、Katsu One(石川勝之)氏と記念撮影。