「note」での情報発信も開始
永谷園は5月17日の「お茶漬けの日」に合わせ、4~5月にかけて看板商品「お茶づけ海苔」のサンプリングを実施している。社員が自ら配布することで、お茶漬けの価値を訴求するとともに、顧客との関係構築を図る狙いもある。17日には、CMや懸賞などで縁の深い大相撲の聖地・両国国技館でも、8000食分を配布する予定だ。
上はお茶漬けの日仕様の「お茶づけ海苔」試供品(1袋入)。下は昨年度のサンプリングによる顧客交流
「お茶漬けの日」は、2012年に「お茶づけ海苔」発売60周年を記念して制定。創業者の祖先にあたる永谷宗七郎の功績を称え、その命日である5月17日を記念日として登録された。
昨年も3万食規模のサンプリングを実施し、社員が配ることで顧客との交流を深めた。顧客からは「家族皆大好きでいつも家に常備しています」といった声も寄せられているという。2回目となる今回は5万食に規模を拡大し、多くの人が集まる繁華街やイベント会場で展開している。
両国国技館では8000食分の「お茶づけ海苔」の試供品と、同商品をデザインした特製紙袋を来場者に配る予定。大相撲五月場所初日の5月11日から5月17日の期間は「お茶漬けの日」仕様の特別な懸賞旗が土俵を回る。インバウンドで外国人観光客の観戦者も増えていることから、この機会に「Ochazuke」という日本食文化を広めたい考えだ。