「note」の公式アカウントも開設
「note」ではお茶漬け以外の永谷園の魅力も紹介する
5月1日、情報発信プラットフォーム「note」にて公式アカウント「味ひとすじ 永谷園【公式】」を開設した。お茶漬けにとどまらず、幅広い企業活動や商品に対する思いを社員自らが発信している。
14日時点では、アカウント開設のあいさつと永谷園のルーツを紹介する2本の記事を投稿しており、初回投稿には閲覧者がお気に入りの記事につける「スキ」が約150件寄せられた。コーポレート・コミュニケーション部の松山哲也氏は「お客さまの期待の大きさを感じている」と手ごたえを語っている。
noteは今後も随時更新していく方針。永谷園ブランドの認知度はすでに高いが、noteでは社員ならではの視点でコンテンツを発信する。松山氏は「『永谷園のことを知っている』から『永谷園は特別な存在』へと、お客さまとより深い関係を築いていきたい」と話した。
永谷宗七郎は、江戸時代中期に煎茶の製法を発明。従来は高級品だった煎茶を庶民でも楽しめるようにした。宗七郎の功績は高く評価され、地元・京都では「茶宗明神」として祀られている。
「お茶づけ海苔」を開発したのは、永谷宗七郎から数えて10代目で、永谷園の創業者である永谷嘉男。1952年に発売された当初のパッケージは「江戸風味 お茶づけ海苔」だったが、1956年の商標登録に伴い「永谷園のお茶づけ海苔」に変更された。以来、大きなリニューアルはなく現在に至り、累計販売食数は170億食を超えている。
