ポニーキャニオンは5月20日、奈良を拠点とするクラフトビールの醸造所「奈良醸造」と共同で、音楽ライブイベントを7月13日に開催すると発表した。会場は東京・下北沢の「下北沢ADRIFT」。両社が立ち上げた、ビールとさまざまなカルチャーの遭遇を演出するプロジェクト「会う、飲む、笑う、」の第1弾となる。
「奈良醸造」は2018年から醸造開始したクラフトビールブランドで、これまで150種類以上の独自のビールを展開。他の醸造所や日本酒の酒蔵とのコラボレーションを行うほか、奈良県出身のアーティストやデザイナーとのコラボなど、お酒以外のジャンルとのコラボレーションも精力的に行ってきた。
一方、ポニーキャニオンは、昨今のクラフトビールの市場としての盛り上がりやSNSなどでの規模感、いくつかのブルワリーが行ったイベント事例に着目。同社の新たなファンマーケティングビジネスとして可能性を感じていた。そこで、音楽やアートといったカルチャーとの接続点を持つ「奈良醸造」にアプローチし、本施策の検討が開始されたという。
奈良醸造のクラフトビール「ECHOES」
今回はプロジェクト第1弾として、音楽をテーマにしたライブイベント『会う、飲む、笑う、 Batch #1』を企画。音楽や演劇、古着などのカルチャーが交差する下北沢にて開催する運びとなった。なおBatch(バッチ)とは、ビールの醸造において、1回分の仕込みで作られたビールの単位を指す。
ライブには、奈良出身の川辺素、そしてインディペンデントな活動形態で活躍の場を拡げているMom、野口文を加えた3組のアーティストが出演。独自のクリエイティビティを発揮するアーティストのライブとともに奈良醸造のビールを堪能することができる。
同社は本企画を通して、好奇心がくすぐられるような新たな出会いを探している人の助けになればと考えている。また、クラフトビール好きはもちろん、これまでクラフトビールを飲んだことがない人も大歓迎だという。
「会う、飲む、笑う、 Batch #1」は7月13日開催。17時開演。料金は前売4000円、当日4500円(要1ドリンク)。6月8日までプレオーダー受付中(抽選)。
