リコーは、次世代デジタル人材の育成に向けた取り組みとして、ZEN大学の学生を対象にした課外プログラムの実施について発表した。
ZEN大学は、ドワンゴと日本財団が提携し2025年4月に開学したオンライン大学。様々な企業・団体と連携した教育プログラムを用意し、第一期生として3380名が入学した。
リコーによるプログラムでは、これからのビジネスの現場で求められる「自ら問いを立て、課題解決に立ち向かう力」の育成を目指す。
実施期間は2025年9月15日~10月17日の5週間。東京都港区にある「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO(RICOH BIL TOKYO)」とオンラインにて実施する。
RICOH BIL TOKYOは、リコーの価値共創拠点で、クライアント企業の経営者との対話やワークショップを通じ、経営課題の解決を支援している。
ZEN大学向けのプログラムでは、RICOH BIL TOKYOが独自に構築した「ビジネスデザイナー育成プログラム」を学生向けにアレンジ。ビジネスデザインの基礎から、大手企業のエグゼクティブに向けたプレゼンテーションまで、リコー社員が伴走しながら学びを支援する。「ビジネスデザイナー」とは、顧客の課題や社会の変化を深く理解し、ビジネス・デザイン・テクノロジーを横断しながら“問い”を起点に価値創造する人材を指す。
現在、「デジタルサービスの会社への変革」に取り組んでいるリコー。「個性豊かでテクノロジーに親しんだ新しい世代の学生に、ビジネスの最前線で通用するスキルを届け、次世代のデジタル人材の育成に貢献したい」としている。
