PayPayカードなら、今までにない挑戦ができる
━━勤続13年で転職した背景は?
2013年に、家族の希望で京都に移住しました。転職先は、前職の10分の1ほどの規模のカード会社。当時はまだ、居住地を優先して企業を選ぶ人は珍しかったと思います。ですが、会社のマーケティング部門で管理職を任され、成長に貢献できることに大きな魅力を感じたのです。
今のPayPayカードへの転職を決めたのは2年前。それまではポイントが貯まるカードへの切り替えや利用促進を手がけ、業績アップに貢献したものの、マーケティングの実感が持てずにいました。お客さまがポイントに魅力を感じてカードをつくっても、企業間でのポイント合戦が過熱すれば、いずれ還元率で大手に負けてしまう。だからこそ、マーケターとしてはポイント以外の勝てる企画を考え、常に拡大路線を取りたいのですが、会社との方針に違いが生まれてしまいました。そんな経緯から、2023年にPayPayの子会社であったPayPayカードへ転職しました。
2014年にコード決済が登場した際、すでに決済端末機が普及する日本では流行しないと考えられていました。しかし私は、スマホで支払える手軽さに大きな可能性を感じていて。のちに2018年より参入したPayPayが、大規模施策「100億円あげちゃうキャンペーン」などを実現させ、急拡大を遂げる様子を目の当たりにしたんです。PayPayカードなら、PayPayと組み合わせることで今までのカード業界にはない、新たな挑戦ができるかもしれないと入社しました。さらにリモートで働ける点も、子どもが4人いる私には大きな決め手になりました。
マスメディアン
取締役 国家資格キャリアコンサルタント
荒川直哉
マーケティング・クリエイティブ職専門のキャリアコンサルタント。累計4000名以上の転職を支援する一方で、大手事業会社や広告会社、広告制作会社、IT 企業、コンサル企業への採用コンサルティングを行う。転職希望者と採用企業の両方の動向を把握しているエキスパートとして、キャリアコンサルティング部門の責任者を務める。「転職者の親身になる」がモットー。
━━キャリア選択の軸に働き方もあるんですね。
私たち夫婦は家事も育児も半々でやりたいと考えています。それに、リモートワークは多くの人と連携するマーケターには適した働き方だと思います。
私は17人のチームをマネジメントしていますが、リモートだとむしろコミュニケーションを頻繁に取れますし、手元の資料や作業を大勢で確認できますから。
━━PayPayカードでこれから取り組みたいことは?
入社してわかったのはカード業界以外の経験者が多いためか、慣例に縛られない斬新なアイデアが次々出る環境であること。そして、カードとアプリのどちらで決済してもほぼ同じ体験が得られる、連動性の高さ。今の目標はカードを使ってもらうことより、PayPayならではの便利で心地よい支払いをカードでも実現することです。
PayPayのカルチャーと革新的な決済サービスが合わされば、きっとデジタルでも、お客さまに直接語りかけて行動変容につなげる、手触り感のあるマーケティングが再現できると思います。
