カルビーは6月12日から、通信カラオケ「JOYSOUND」で、ポテトチップスを食べる“おいしい音”を素材にした楽曲「DAHA(ダハ)」の配信を開始した。音楽レーベル「じゃがレコード」の第1弾として制作された本楽曲は、同社が推進するIP戦略「Calbee Future Labo」の一環であり、食の枠を超えてブランド体験を多様化する取り組みとなる。
第1弾楽曲「DAHA」。
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「Calbee Future Labo」は、商品デザインやキャラクターといったIPを活用し、グッズ、ゲームアイテム、NFTなどを通じて生活者との新しい接点を創出してきた。代表的な事例として「じゃがりこスニーカー」やゲーム「じゃがりこ かくれんぼ!キリンたちを探せ!」などがあり、2030年までに世界1000万人とのブランド接点創出を目指している。
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2025年4月には、カルビー商品の「タベオト(=食べる音)」を新たなIPとして捉えた「じゃがレコード」を設立。視覚や味覚に加え、聴覚からも楽しめる“五感型マーケティング”でブランド価値を拡張している。
今回の楽曲「DAHA」は、コンポーザー・Chinozと、イラストレーター・アニメーターのがちゃによるクリエイターユニット「niKu」が制作。THE BINARYのmidoをゲストボーカルに迎え、「ポテトチップス うすしお味」など複数の商品の“パリッ”“ザクザクッ”といった音を楽曲に組み込み、自分らしさを肯定しながら前へ進むことをテーマにしている。
