「スポーツで世界を変える」は夢じゃない。地域中間支援機能を持つゼブラ企業へ

湘南ベルマーレフットサルクラブは、フットサルの国内リーグである「Fリーグ」(日本フットサルリーグ)に加盟しているクラブです。

前回のコラム

では、今年5月に経済産業省から「ゼブラ企業に関する実証実験」の報告書が公開され、湘南ベルマーレもこの実証実験に参加し報告書でも取り上げられた経緯や、「ゼブラ企業」として活動する意義などについてお話ししました。

イメージ 「ゼブラ企業」

繰り返しになりますが、「ゼブラ企業」とは、急成長や独占を追い求めるユニコーン企業とは異なり、持続可能性や共生、そして経済成長と社会性という、一見すると相反する2つの価値の両立を目指す企業群を指します。

その呼び名は、白と黒の縞模様を持つ「シマウマ(ゼブラ)」になぞらえたもので、黒=経済的リターン、白=社会的意義という2面性を併せ持つ姿を象徴しています。

今回はその具体的な取り組み、考え方についてさらにお伝えしていきます。

信頼が“つながり”を生む──中間支援機能としてのクラブの進化

湘南ベルマーレFCは、直接事業を担うだけでなく、「後方支援者」や「関係者のつなぎ役」の立ち位置を磨いてきました。その中で見えてきたのは、あらゆる立場や業種の相手とも横断的に関係を築き、信頼のハブとなれる「中間支援機能」という稀有な特性です。

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佐藤伸也(湘南ベルマーレフットサルクラブ 代表取締役社長)
佐藤伸也(湘南ベルマーレフットサルクラブ 代表取締役社長)

1977年神奈川県藤沢市生まれ。2007年フットサル施設の運営会社起業と同時に、湘南ベルマーレフットサルクラブのGMに就任し、Fリーグ開幕初年度を迎える。2022年4月より同社代表取締役社長。スポーツ庁主催イノベーションリーグ大賞受賞。小田原市など8自治体との包括連携協定を締結しゼブラ事業を推進する。

佐藤伸也(湘南ベルマーレフットサルクラブ 代表取締役社長)

1977年神奈川県藤沢市生まれ。2007年フットサル施設の運営会社起業と同時に、湘南ベルマーレフットサルクラブのGMに就任し、Fリーグ開幕初年度を迎える。2022年4月より同社代表取締役社長。スポーツ庁主催イノベーションリーグ大賞受賞。小田原市など8自治体との包括連携協定を締結しゼブラ事業を推進する。

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