モリサワは6月18日、同社の100%子会社である字游工房を2025年11月1日付で吸収合併すると発表した。
字游工房は「游明朝体」「游ゴシック体」などの書体開発を手がけてきたブランド。モリサワは2019年3月に字游工房を子会社化し、「写研改刻フォント」などの共同開発を行ってきた。
今回の合併は、フォント市場を取り巻く急速な環境の変化やグローバル化に対応するために、より迅速にかつ多様なフォント製品を市場に提供することが目的だという。
合併後は、字游工房の事業をモリサワが引き継ぐことになる。字游工房のフォント製品の契約は、継続して利用することができるという。
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