※本記事は月刊『宣伝会議』8月号の転載記事です。
国内外の成功事例を参考に、バズるコンテンツを検討
沖縄発のアイスクリームブランド「ブルーシール」が、現在ブランディングに力を入れている。ブランディングの施策としてSNSも活用。そんな同社で2022年からSNSを担当するのが、マーケティング部の宮里結氏だ。もともとグラフィックデザイナーとして東京や福岡で働いていたが、2022年に地元・沖縄のフォーモストブルーシールにインハウスマーケターとして入社した。
「以前はInstagramを中心に利用していて、ビジュアルをメインにアイスクリームのかわいさや楽しさを発信し、ブランドイメージの醸成を主目的としていました。私が入社してから、まだブルーシールを知らない人々に好きになってもらいたいという考えのもと、Xの本格運用を開始。目的はユーザーの方々との会話を生むことです。『ブルーシール』は“アイス”や“沖縄”など、人々に愛される要素が詰まったブランド。運用する中で、伸びしろの大きさを感じています」と宮里氏は語る。
Xのフォロワー数は順調に伸び、2022年の9万人から約2倍の21万人に伸長。インプレッション数は年間600万から、1投稿で600万を超えるものも出てくるようになった。
「『待ち受け画像』も『アイスを丸める動画』も、国内外、さまざまなジャンルにおけるSNS運用事例を参考にしながら、投稿コンテンツを検討しています。特にアイスを丸める動画は何度投稿しても数百万再生される。商品を変えたり角度を変えたり、定期的に投稿しています」。
元々はWebサイト素材だった画像を縦長にして投稿したところ「保存しました」「こういうのが欲しかった」と大きな反響が。SNS上のチョコミント好き=チョコミン党に向けた「サンフランシスコミントチョコ」の投稿を皮切りに、他のフレーバーも加えた投稿は1700万インプレッションに達した。
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