各社のカテゴリー課題と戦略の大方針
続いて、議論はよりマクロな視点へと移行した。各社が直面している、自社ブランドが属する業界カテゴリー特有の課題、そしてその課題を乗り越えるためのマーケティング戦略の全体像について議論を交わした。
田中氏は、BuySell Technologiesが抱える3つの主要な課題を挙げた。第一に「90兆円ともいわれる『隠れ資産』の市場開拓」である。これは、所有者自身が価値を認識していない家庭内の潜在的な資産に、いかにしてアプローチするかという課題だ。第二に、業界全体の「信頼性の壁」を挙げる。数多くの買取サービスが乱立する中で、いかにして顧客からの第一想起を獲得し、信頼されるブランドとしての地位を確立するかが問われる。