人財育成事業やDX推進事業を手掛けるFCEは2026年5月27日、新たにCPO(Chief Philosophy Officer/Chief Purpose Officer、最高哲学責任者)を設置し、馬場啓介氏を選任したと発表した。同社のPurpose、PhilosophyおよびValuesのさらなる浸透を図るとともに、これらを起点とした経営・組織づくりおよびコーチング事業を強化する。就任日は6月1日。
意思決定におけるPurposeやPhilosophyの高まり
同社によると、CPOはPurposeやPhilosophy、Valuesを経営方針や組織運営、事業活動、社内外コミュニケーションに反映させるための助言・支援を担う職位。
FCEはこれまでも、人的資本経営や組織文化の醸成、社員の主体性を重視した経営を推進してきた。一方で、事業領域の拡大やAIをはじめとする技術環境の変化、働き方や価値観の多様化が進む中、企業としてのPurposeやPhilosophyをより明確にし、日々の意思決定や組織運営、事業活動に一貫して反映する重要性が高まっていると説明している。
また、人財育成・組織開発事業やコーチング事業においても、従業員一人ひとりの行動変容やコミュニケーションの質向上が重要なテーマになっているという。AI活用が進展する中で、PurposeやPhilosophyを起点とした人材育成や組織開発、コーチングのあり方をさらに深化させる必要があると判断し、今回の設置に至った。
経営方針への反映などを助言
CPOに就任する馬場氏は、法政大学法学部卒業後、米国留学や外資系人材サービス会社での勤務を経て、2009年にNPO法人トラストコーチングを設立。現在はNPO法人トラストコーチング代表などを務める。「誰もがコミュニケーションを学ぶ文化を創る」ことを目指した取り組みを行っている。
今後、馬場氏は同社のPurposeやPhilosophyを経営方針や組織運営、事業活動へ反映するための助言を行うほか、社員向けの対話会や研修、ワークショップへの参加、人財育成・組織開発およびコーチング事業に関する助言などを担う予定。FCEは、PurposeとPhilosophyを経営の基軸として、持続的な成長と企業価値向上を目指すとしている。
