大丸松坂屋百貨店は6月24日、同社が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress」の実店舗「AnotherADdress TOKYO in Glass Rock Gallery」をオープンする。ストアコンセプトは「服を愛しているから、借りるんだ。」。パートナーは、地球中心デザイン研究所、博展のクリエイティブコレクティブチーム「CIRCULAR DESIGN ROOM」。
店舗入り口。6月15日までは、日本橋で期間限定店舗もオープンしていた。
同店舗最大の特徴は、利用シーンを起点とした「シーン編集型」の店舗であること。「東京で暮らし、働くあなた」をメインターゲットに、仕事帰りや休憩の合間にも気軽に立ち寄れる場として設計した。
来店者は、「WORK / BUSINESS」「AFTER WORK」「WEEKEND / OFF」「SUMMER COMFORT」といったシーン別に、約250点のアイテムを選択できる。「この服を明日の予定に着ていけそう」「手持ちの服に合わせると印象が変わりそう」など、着用シーンがイメージしやすいディスプレイを通じて提案を行う。
店内のイメージ。壁面には、ストアコンセプトやステートメントなどが記載されている。
今回の企画意図について、地球中心デザイン研究所 CEO/COOの佐藤カズー氏は「『服を愛しているから、借りるんだ。』というコンセプトのもと、服を借りるという選択が地球にやさしい循環につながることを体感できる空間を目指した」と話す。
「その中で、空間づくりにおいても循環という考え方を徹底したいと考えました。そこでパートナーとして迎えたのが、博展の『CIRCULAR DESIGN ROOM』です。サーキュラーエコノミーへの深い知見と高いデザイン性に加え、資材のインフロー・アウトフローを把握し、LCAの視点から環境負荷を科学的に可視化・設計できる点に共感しました。循環を単なるメッセージではなく体験として届けるため、ともに取り組みました」(佐藤氏)。
続けて、博展 サステナビリティ推進部 部長/CIRCULAR DESIGN ROOMの鈴木亮介氏は、「『シェアして楽しむ』という新しいファッションの関わり方について、空間全体を通して体感しながら理解してもらえるデザインを目指した」とコメント。


