愛知・名古屋2026大会組織委員会とスポーツ庁は6月30日、「愛知・名古屋2026 第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会 開催記念イベント『まだ知らない、アジアの底力。』」を東京・世田谷の商業施設「二子玉川ライズ」で開催した。
同日17時に開閉会式と全競技の観戦チケット通常販売が始まることに合わせ、競技体験や登壇者のトークを通じて、現地観戦の魅力を伝えた。
32年ぶりの日本開催、アジアパラは初
第20回アジア競技大会は2026年9月19日から10月4日まで、愛知・名古屋を中心に開催される。日本開催は1994年の広島大会以来32年ぶり。実施競技は43競技で、セパタクローや武術太極拳などアジア地域ならではの競技のほか、eスポーツも正式競技として行われる。
第5回アジアパラ競技大会は10月18日から24日まで開催される。日本での開催は初めてで、実施競技は18競技。
河合純一スポーツ庁長官は冒頭のあいさつで、両大会を「スポーツを通じて誰もが自分らしく生きられる社会」を目指す機会になると述べた。スポーツ庁としても、今回のイベントを皮切りに全国各地で大会への関心を高めていく考えを示した。
「マッドマックスを競技化」 現地観戦で伝わる競技の迫力
イベントではレスリング金メダリストの登坂絵莉氏が、平子祐希を相手にレスリングの技を実演した。
現地観戦の魅力として挙げられたのは、競技の音や駆け引きを会場で体感できる点だ。
車いすラグビーの若山英史選手は、配信ではボールを追いがちだが、会場では攻撃型と守備型の車いすの連携をコート全体で見られると説明した。この日は車いすラグビーのタックル体験も行われ、車いす同士がぶつかる衝突音に会場が沸いた。
アルコ&ピースの平子祐希は、車いすラグビーを「映画『マッドマックス』を競技化したみたい」と表現。レスリングについても「半分、刃牙の世界」と語り、会場で見る競技の迫力を表現した。
女子レスリング金メダリストの登坂絵莉氏は、レスリング日本代表について、世界チャンピオン経験者がそろう「最強軍団」と紹介。タックルに入る前の駆け引きに注目すると、観戦の見方が変わると話した。
