北川景子を起用した「KINUJO」2年目のブランドキャンペーン、ラグジュアリーブランドとしての確立を目指す

美容家電ブランド「KINUJO」は、女優の北川景子さんを起用した新しいテレビCM「私を生きる」篇を6月27日に開始した。

写真 KINUJO

KINUJOは、サロンやSNSを中心にヘアアイロンが高く評価されてきたブランド。2025年に北川景子さんをブランドアンバサダーに起用し、初めてブランドキャンペーンを展開したことで広く知られるようになった。

「昨年、初めてのブランドキャンペーンを大規模に展開されて、これまでKINUJOを知らなかった方々にもブランドが届いている、という確かな手応えを感じていらっしゃると伺いました。その上で、次のフェーズとして『ラグジュアリーブランドとしてのポジションを確立したい』『継続的成長を目指したい』という明確な意志があり、それをともに実現していくパートナーを探されていました」と話すのは、今回のキャンペーンのクリエイティブディレクターを務めた樋口裕二氏。

今年4月に発売されたKINUJOのドライヤーは5万円弱という高価格帯で、高級美容家電というカテゴリーに位置づけられる。そこで、クリエイティブチームがまず取り掛かったのが、この価格に見合う「ラグジュアリーブランドとしての佇まい」をつくることだった。

「そのためにはまず、ブランドの価値を言語化し、可視化して、共有することが必要だと考えました。ブランディングの必要性や価値が認識されはじめていると思いますが、そもそも、ブランドとして伝えるべき価値が定まっていないことが多いように感じています。

だからこそ、いきなり広告の企画を提案するのではなく、ブランドのコアを定めるところからスタートしました。言語だけでなく、提供する価値や目指す世界観そのものを、クライアントとワンチームになって構築してきました。その拠り所が、ブランドの引力となり、持続的な成長につながると信じているからです。

いまは『機嫌のよい状態でいること』自体が難しい時代だと思います。そしてヘアケアは、時間がかかる、面倒なものと捉えられがちです。この時間をポジティブなものに変換できないか。そこから着想をえたのが『Fill Up』というキーワードです。髪を美しく整えることが、同時に、自分の内面をも満たしていく。このコンセプトをコミュニケーション開発(企画)の中心に据えました」(樋口氏)

次のページ
1 2 3
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事