80年以上にわたって被爆の実相を訴えてきた被爆資料を扱うには、「倫理なき技術の行く先を、長崎が知っているから」だ。世界各地で争いが絶えない中、AIや無人機などの最新技術が人の命を奪うために開発、使用されている。輝かしいはずの科学技術の進歩が未来に影を落としている。それは81年前も同じだった。当時、最新の兵器だった原爆は、人の命も当たり前にあった日常も一瞬のうちに壊し、奪った。ガラス瓶、弁当箱、瓦などの被爆資料は、その惨さと日常が日常でなくなった瞬間を伝えている。
モノが語りかける惨さ 「倫理なき技術の行く先」を知る長崎から世界へのメッセージ
公開日