58年にわたって渋谷の街を見続けてきた西武渋谷店が9月30日、閉店する。店舗前には閉店を知らせる看板や客からの感謝のメッセージなどが掲示され、多くの人が写真を撮ったり思い出の店で買い物を楽しんだりした。
西武渋谷店は1968年、旧セゾングループを率いた故・堤清二氏が西武百貨店渋谷店として開業。最先端のファッションなど流行の火付け役だったが、バブル崩壊をきっかけに販売不振が続いた。セブン&アイ・ホールディングスや外資ファンドの傘下に入り経営体制が変遷。土地や建物の権利者と賃貸借契約を継続できなかったことを理由に2026年3月、営業終了を発表した。閉店後は、食品、化粧品、婦人服などがメインのA館と衣料品店が並ぶB館を閉館。無印良品などが入るモヴィーダ館、ロフト館は西武の看板を外して営業を続ける。
店内の様子(2018年撮影)
店内の様子(2018年撮影)
店内の様子(2018年撮影)
閉館する(左)A館と(右)B館
A館のショーウインドウには客からのメッセージが掲示され、「生まれた時からずっとあった西武。家族での楽しい思い出も沢山あります」「子どもの頃、サンタさんからもらったクリスマスプレゼントの包装紙が(渋谷)西武のものでした」など、思い出や感謝の言葉が並んだ。また、閉店までのカウントダウンを記した「THE LAST 9.30 WED ありがとう、渋谷。その日まで あと1日」と表示された、閉店までの日数をカウントダウンする看板も掲げられ、多くの人が最後の姿を写真に収めていた。
多くのメッセージが飾られたショーウインドウ






