退職代行「モームリ」を運営するアルバトロスは10月20日、退職代行の利用者5万人以上に退職理由や勤務継続意向などを問うた調査結果を公表した。同社は、離職率の低下や労働者の早期離職防止につながるとして調査結果を公開。調査からは、約4人に1人は自分で退職を伝えた後に退職代行を利用していること、そして、職場環境が改善されても「続けたい」と思えた人は約12人に1人と少ないことが分かった。
調査は、サービスを開始した2022年3月15日から2026年9月30日までに退職代行を利用した5万1935人に業種や職種、年代、勤続年数、雇用形態別、退職代行利用の経緯、「重い退職理由」など9項目を聞いた。加えて、2025年7月15日~2026年9月30日にも追加で調査を実施し、退職代行利用前に自身で退職の意思を伝えたかや、退職した会社で人事異動・待遇改善などがあれば勤務継続しようと思えるか、などを聞いた。
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年代別では、20代の利用者が最も多く59.5%、30代が23.2%で、20~30代で全体の8割以上を占めた。一方で、50代以上も約4.1%おり、管理職にあたるような世代でも利用しており、利用者の最高齢は83歳だったという。
利用が多い職種は「販売」「営業」
利用者の職種別では、「販売」が7762人(15.0%)と最多で、次いで「営業」が5412人(10.4%)、「製造・工場」が5289人(10.2%)となった。従事者の多い職種であることも一因と考えられるが、顧客に直接対応したり、現場作業を担ったりする職種が上位を占めた。
利用者の職種別の割合
在職期間(入社からモームリへの依頼時)別に見ると、最多は「1カ月〜6カ月」の1万8615人(35.8%)だった。「1カ月未満」の1万1908人(22.9%)と合わせると、入社から半年未満での依頼が3万523人(58.7%)と約6割を占めた。

