電通は14日、2013年3月期連結決算を発表した。ロンドン五輪やワールド・ベースボール・クラシックなどスポーツイベントの効果もあり、売上高は前期比2.5%増の1兆9412億円、営業利益は同12.5%増の584億円と3期連続の増益となった。
メディア別に見ると、マス四媒体の売上高は、前期比0.2%増の8289億5700万円、マス四媒体以外の売上高は同1.1%増の5834億1800万円。中でもインタラクティブメディアは同11.9%増の548億800万円、スポーツやエンタテイメント領域を含むコンテンツサービスが同6.5%増の893億5800万円とプラスに転じた。マス四媒体の中ではテレビのみプラスとなり、同1.3%増の6664億8000万円。
クライアント業種別では、「自動車・関連品」(前期比18.2%増)、「流通・小売業」(同8.9%増)、「食品」(同5.9%増)など8業種で売上高が増加し、「家電・AV機器」(同19.9%減)、「官公庁・団体」(同17.1%減)など7業種で売上高が減少した。
電通では英国の大手広告会社イージス社買収を完了、グローバルネットワークの基盤強化を進めており、2013年度から新たな中期経営計画を策定した。今後の戦略として「顧客の事業を全世界でサポートするグローバルネットワークの整備」「ソリューションの中核となるデジタル領域の競争力強化」「ビジネスプロセスの革新と収益性の向上」「グループ最大の事業構成となる日本市場での事業基盤強化」「積極的なCSR活動への取り組み」を掲げている。
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