今年新設「カンヌライオンズ ヘルス」、初代グランプリに電通中部支社の「Mother Book」

今月15日から開催中の「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」。その開催に先立つ13~14日、今年新設された新たなアワード「Lions Health(ライオンズヘルス)」の審査と受賞作品の発表が行われた。

ヘルスケア領域のコミュニケーションにおけるクリエイティビティを顕彰する同賞。初代グランプリには、電通中部支社が手がけた医療法人 葵鐘会 ベルネットの「Mother Book」が選ばれた。

「Mother Book」

「Mother Book」は、産婦人科クリニックグループのベルネットが、妊娠初期の段階で分娩の予約を入れた人に配布するビジュアルブック。

出産までの40週間を1冊の本にまとめたもので、ページをめくるごとにお母さんのお腹が少しずつ大きくなっていくなど、お母さんと赤ちゃんの身体が今どんな状態なのか、妊娠から出産までのプロセスを見える化している。

同作品は、ニューヨークフェスティバルのデザイン部門でFirst Prize、One Show 2014のデザイン部門でゴールドを受賞するなど、これまでも国際的アワードで高い評価を得てきた。

 ★アートディレクターとして同作に携わった電通中部支社 土橋通仁氏によるコラムはこちら

 ★電通中部支社 土橋通仁さんの受賞インタビューはこちら

今回、49カ国から集まったエントリーは計1423点。

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