「広告と明示せよ」オレオのYouTuber起用キャンペーンに修正指導
英広告規制局(ASA)は26日、クッキー菓子「オレオ」のプロモーションとして実施された「YouTuber」起用キャンペーンが「広告と明示していない」として、指導を行ったことを発表した。これを受け、広告主企業のモンデリーズUKは動画に修正を加えた。同局がYouTubeを活用した企画に指導するのは初めてで、この決定が今後の動画プロモーションの「判例」となりそうだ。
「Oreo Lick Race」と題した企画で、オレオに挟まれたクリームをなめる速さを競う動画を公開していた。投稿者は、YouTube上で217万3000人のファンを持つフィル・レスターさんや、323万8000人のファンを持つトーマス・リッジウェルさんほか人気のYouTuberら。モンデリーズは報酬を支払い、動画制作のための商品を提供したという。
争点となったのは……
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10代ユーザーの半数が「Facebookは退屈」と回答 GlobalWebIndex調べ
Facebookから10代のユーザーが離れはじめたようだ。英調査会社GlobalWebIndexが25日に発表した調査では、英米のFacebookユーザーの半数が「使用頻度が減っている」と回答。年代別では16~19歳が64%と多く、“Facebook離れ”の傾向が伺える。
「頻度が減った」と答えた16~19歳のユーザーに理由を尋ねると、「以前より興味が薄れたから」がトップで54%。次いで「Facebookは退屈」が50%を占めた。
「Facebookを利用している理由」は、「友人の多くが使っているから」が最も多く挙げられたが、これに連鎖するように「友人が使わなくなったため(頻度が減った)」と答えた人も29%に上った。
一方、ユーザー数全体では大きく水を空けられているものの、アクティブユーザー数の伸長率で勢いを見せているのが……
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東浩紀×菅野薫×廣田周作「データベースが支配する世界で広告はどう形を変えるのか?」
廣田:電通内でソーシャルリスニングを元に、企業のデジタル領域の戦略策定やソーシャルメディアの活用コンサルティングをしています。東さんとは、2008年の「ゼロアカ道場」(東氏が参加した講談社の新人批評家育成プログラム)で出会って以来のご縁です。2011年に発売された東さんの『一般意思2.0』には、感銘を受けました。「人々の無意識を現代の情報技術を駆使することで可視化し、それを政治に反映することこそが一般意思の実現につながる」…自分もこれを仕事にしたい!と思って、データ解析の仕事をしています。別の言い方をすれば、ネット上に分散している様々な欲求に「意外なつながり」を作るのが僕の仕事です。
東:「意外なつながり」というのは、どういうことですか?
廣田:例えば、あるコンシューマーゲーム機の発売キャンペーンで、ネットワーク解析(口コミ構造の分析)をしたところ、公式アカウントの周辺に2ちゃんユーザーやハードコアなゲームファンが集まって、公式の発言を揶揄するという構造になっていました。バズは起こってはいるけれど、周辺にいる多数の潜在ユーザーを巻き込めていない状況だったんです。
東:なるほど。
廣田:そこで、この口コミの構造を変えようと、あるコピーを投入しました。テレビCMでこのコピーを前面に打ち出したところ….
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