米アマゾンは3月31日、ボタンひと押しで指定した商品が買える製品「ダッシュ・ボタン」を発表した。Webサイトやスマートフォンアプリの「1-Clickで今すぐ買う」ボタンを実体化させたような製品。米国内の有料会員向けに提供を始めた。「ダッシュ・ボタン」自体は無料で、1人につき3個まで配布する。
「ダッシュ・ボタン」の大きさはミントタブレットのケースほどで、ボタンを1つ備えている。家庭内Wi-Fiが必要で、スマートフォンアプリと連携させて使う。指定できる商品は4月1日現在で257品目あり、個数やサイズなどを設定すると、ボタンを押すだけで購入できるようになる。
利用場面は、キッチンに設置して紙ナプキンがなくなりそうな時にひと押し、洗濯機に設置して洗剤が尽きかけたらひと押し、といったシーンを想定しており、壁などに張りつくようになっている。注文内容の確認やキャンセルはスマホアプリから行う。一度押すと届くまでボタンは無反応になる。
製品から直に関連商品を購入できるようにするプロジェクト「ダッシュ補充サービス(DRS=Dash Replenishment
Service)の一環。「DRS」では、フィルターを注文できる浄水器(ブリタ)や、トナーの配達を頼めるプリンター(ブラザー)などの具体化を進めている。
「アマゾン」に関連する記事はこちら
新着CM
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
コラム
サムライマックのCMに「ありがとう」と言いたい(遠山大輔)【前編】
-
AD
マーケティング
熱狂的なファンダムへアプローチ!これからのインフルエンサーマーケティングの作り方
-
クリエイティブ (コラム)
アイデアが苦し紛れにくっつく瞬間がある――「KINCHO」ラジオCM制作の裏側
-
販売促進
ベビー用品の速達デリバリー 日本トイザらス、30分以内におむつやミルクを配達
-
販売促進
「認知獲得」「販促」の両方使えるリテールメディア特性がメーカーの混乱を招く
-
特集
はじめに/あとがき/解説でざっくりわかる 宣伝会議のこの本、どんな本?