ボツ稿と、何か他のことをやろう、の間

こんにちは。中村です。

前々回、原稿落としました。

はい。割と普通に軽やかに、ふわっ、と落としてしまいました。

ぼくが原稿を落としたことなど、世の誰も気づかないだろうと思っていたら

ぼくの大ファンの一人である、PARTYの営業・田中(アラブ人似)が

「そういや原稿見ないんですが、落としましたよね?」と言ってきて、目頭が熱くなった。

吉田栄作ばりに「うぉおおおおおーーー!」と、崖に向かって叫びたくなった。

ああ、世の中には気にしている人(アラブ人)もいるんだな、と。

 

ひとりじゃないんだ。

 

ありがとう、田中。

さようなら、田中。

そして、すべての田中たちに。

おめでとう。

 

さて。

なぜ、原稿を落としたか?

新しいことに挑戦しようとして失敗した

のである。

具体的には、こちらをみてほしい。

これが、ボツ稿である。

「コーヒーショップへ、よ・う・こ・そ!」

 

聡明な諸兄は、最後まで読んでくれたことと思う。

 

そして、気づいただろう。

 

これ、

アドタイと全く関係ない、

ということが。

 

はい、終始一貫して、関係ありません。

次ページ 「ぼくがこの企画でやりたかったことは」へ続く

ぼくがこの企画でやりたかったことは、

「エッセイ形式ではなく、ラノベのようなストーリー形式で、主人公の成長物語とともに、みんなが共感できるテーマを最終的に提示する」ということ。

いわば

「もしドラ」

のようなことをやってみたかったのだ。

ところが、書いてみたら、いくら書いてもテーマまで行き着かない。

キャラが勝手に動き出しちゃうのだ。

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中村 洋基(PARTY クリエイティブディレクター)
中村 洋基(PARTY クリエイティブディレクター)

1979年生まれ。電通に入社後、インタラクティブキャンペーンを手がけるテクニカルディレクターとして活躍後、2011年、4人のメンバーとともにPARTYを設立。最近の代表作に、レディー・ガガの等身大試聴機「GAGADOLL」、トヨタ「TOYOTOWN」トヨタのコンセプトカー「FV2」、ソニーのインタラクティブテレビ番組「MAKE TV」などがある。国内外200以上の広告賞の受賞歴があり、審査員歴も多数。「Webデザインの『プロだから考えること』」(共著) 上梓。

中村 洋基(PARTY クリエイティブディレクター)

1979年生まれ。電通に入社後、インタラクティブキャンペーンを手がけるテクニカルディレクターとして活躍後、2011年、4人のメンバーとともにPARTYを設立。最近の代表作に、レディー・ガガの等身大試聴機「GAGADOLL」、トヨタ「TOYOTOWN」トヨタのコンセプトカー「FV2」、ソニーのインタラクティブテレビ番組「MAKE TV」などがある。国内外200以上の広告賞の受賞歴があり、審査員歴も多数。「Webデザインの『プロだから考えること』」(共著) 上梓。

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