グーグルは23日、音楽配信サービス「Google Play Music」で、広告付き無料版の提供を始めると発表した。無料版の提供で競合サービスから利用者の奪取を狙う。
「Google Display Network(GDN)」経由で広告を配信する。GDNは、Webサイトや動画、アプリに広告を自動掲載する「アド・ネットワーク」。また、広告代理店としてオムニコム・メディア・グループが名乗りを挙げた。同社の上級副社長の一人は、「消費者は音楽に多くの時間を使うようになっており、広告媒体としての重要度が増している」と話す。
無料版では、気分やジャンル、年代に合わせて用意された楽曲リストを再生できる。好みのミュージシャンや、アルバム・楽曲のタイトルからリストを作ることも可能。Webブラウザ版を先行公開し、週内にはiOS、Androidのスマートフォンでの提供を始める。いずれも対象地域は米国。
同様の広告付き無料サービスには「Pandora(パンドラ)」がある。同サービスの利用者数は米・豪・ニュージランドで8000万人。80%がスマホを利用しており、16日にはモバイル端末向けサービスでも広告枠を自動で買い付けられるようにした。グーグル傘下のダブルクリックが広告の仲介システムを提供している。
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