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コラム

【閲覧注意】鬼ムービーのガチすぎる動画教室

HUB動画、HELP動画を制するものはオンライン動画を制す!?

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バズ動画だけがオンライン動画ではない

ここまでオンライン動画について、いろんな角度から書いてみたのですが、その多くがバズ動画(HERO動画)に関するものでした。僕たちの仕事も、みなさんの興味も、わりとそこに集中しているからだと思います。しかし最近になって、「HUB動画やHELP動画についても知りたい!」という声もいただくようになりました。そこで今回は、「HUB動画」と「HELP動画」についてご紹介します。

この回の前提となっているHERO, HUB, HELP動画というのは、Googleが提唱している3Hの考え方に基づく動画の種類に、鬼ムービーの解釈を加えたものです。過去記事「バズ動画は、なんでも解決できる『魔法の道具』じゃない!」に詳細を載せているので、ご覧いただければと思います。

では、まずはHUB動画から、いってみましょう。

商品・ブランド理解を促進させる「HUB」動画で、見込み客を誘導

HUB動画とは、ある程度商品やブランドに興味を持った人たちへ、さらなる理解を促進する動画のことを指します。商品やブランド・サービスを使用すると、こんなに便利ですてきで、いいことがある! と伝えるコンセプト動画なんかのことですね。

具体的に言うと、食品メーカーであれば「料理コンテンツ」や健康のための「ヨガコンテンツ」、家具メーカーであれば「家具を使った部屋のコーディネートビフォーアフター」、ゲームメーカーであれば「ゲーム内のキャラクターを使ったスピンオフアニメ」などをつくっていることが多いと思います。商材やブランドに軸足を置きつつも、生活者と親和性の高いテーマで動画をつくることで、生活者と企業をつなぐ“ハブ”としての役割を担います。

今だと、HERO動画をきっかけに、その企業やブランドのサイトを訪れる人もいると思うのですが、そういう人たち向けにサイト上にHUB動画を用意しておくと、もっとサイト内のいろんなコンテンツを見てみようと思わせたり、商品を購入したい気持ちにさせたりと、企業と生活者の関係をより強固なものにするための「橋渡し役」を果たすこともあります。

次ページ 「「HUB」動画のポイント → 毎日見たくなるくらいの、期待を醸成する」へ続く