日本IR協議会は11月14日、2017年度「IR優良企業賞」の結果を発表した。最高賞となる「IR優良企業大賞」は、小松製作所と塩野義製薬が選ばれた。小松製作所の大賞受賞は2010年以来2度目で、塩野義製薬は初の大賞となった。同賞はIRに積極的に取り組み、優れた成果をあげた企業を表彰するもので、今回で22回目を迎える。
大賞の小松製作所は、長期にわたって一貫した情報開示を継続して投資家との対話も深めており、経営層が交代してもその姿勢を変えない点が高く評価された。また、近年注力しているESG説明会は、持続的な成長への信頼性を高めると評価されている。
同じく大賞の塩野義製薬は、経営トップが積極的に投資家と対話し、自社の競争優位性についての説明に説得力がある点や、対話の成果をR&D(研究・開発)部門の幹部などの意識改革や事業戦略に反映させている点が高く評価された。
審査対象は、同協議会の会員企業のうち株式を公開している企業。2017年度は284社の中から、大賞2社のほか、IR優良企業賞7社、IR優良企業特別賞3社、IR優良企業奨励賞2社の合計14社が選ばれた。
その他の入賞企業は以下の通り。
【IR優良企業賞】
ダイキン工業(初受賞)
大和ハウス工業(初受賞)
ナブテスコ(IR優良企業賞は初)
野村総合研究所(初受賞)
ポーラ・オルビスホールディングス
丸井グループ (IR優良企業賞は初)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(初受賞)
【IR優良企業特別賞】
キリンホールディングス
ソニー
不二製油グループ本社(初受賞)
【IR優良企業奨励賞】
トラスコ中山(初受賞)
リクルートホールディングス(初受賞)
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