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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

天才である必要はない。「普通の人」だからこそ、企画ができる(ゲスト:グランジ)【後編】

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【前回コラム】「五明さんの著書『全米は、泣かない。』の表紙にクレーム?(ゲスト:グランジ)【前編】」はこちら

今回のゲストは先週に引き続き、グランジのお二人、遠山大輔さんと五明拓弥さん。五明さんの初の著書『全米は、泣かない』を紹介しながら、澤本さんと権八さんの「広告のつくり方」を掘り下げていきます!

今回の登場人物紹介

左から、遠山大輔、五明拓弥、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)。

※本記事は5月18日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

広告関係の仕事は吉本を通さなくていい?

遠山:ラジオCMは何本も手掛けさせてもらっていて、面白いものをつくろう、という気持ちは人一倍ありますし、お笑いの活動も10年以上やってきてますから。

五明:そこで朗報です、みなさん。僕らは吉本に所属してますけど、広告関係の活動は吉本を通さなくていいと許可を得ました。

一同:(笑)

五明:だから僕、ツイッターのトップページにもありますが、「お仕事お待ちしてます」とメールアドレスを載せていて、gomeitakuya@gmail.comでございます。

遠山:そこで“闇CM”をたくさんつくって。

五明:いやいや闇じゃないもん。表で。

遠山:僕はアドレス載せてないので、「すぐおわ」当てにメッセージをいただけたら、TOKYO FMに毎日いますので取りに来ます。報告してくださいね、ヒグマも、ヒグマ郵便で送ってください。

権八:ヒグマ言うな!

澤本:実家が会社をやってる、自分で起業した、という方で、グランジの方々にラジオCMを書いてほしい方はTOKYO FMか、五明さんのメールに発注いただければ。

遠山:そんな場にさせてもらっていいんですか(笑)?

澤本:いいんじゃないですか。できたらそれを批評しようよ。

五明:怖いよ・・・。

遠山:「このCMの弱点は・・・」って。

五明:「当てにいくところです」(笑)。すごい番組だね、これもまた俺らのCMになってるんだから。

澤本:確かにそうだ。

権八:さて、五明さんが本を出されて、タイトルが『全米は、泣かない。』。澤本嘉光公に聞くと、「天才じゃないからこそクリエイティブであり続けるためにやってること」って。みなさん、まずは全く見たことも聞いたこともないものをつくってやるぞと思うんです。それで肩に力が入りすぎて、ゼロから考えようと白い紙に向かって。でも、今までにないものとなると、どうしていいかわからなくなるよね。そうじゃなくて、こういう課題だったら過去にこういうCMがあったな、だったら違うものにしようと。たとえば、銀行の仕事・・・まぁあんまり来なさそうですが。

遠山:はい。

権八:はいじゃないよ。

澤本:なんで? 信用ないの?(笑)

権八:今、普通の銀行のCMはこういう感じだよなとわかっていれば、今あるCMとは違うものにしようと。何でも知ってるか、知らないかなら、絶対に知ってるほうがいいわけですよ。新しいものって既存のものの組み合わせだったりね。自分はパッと閃いたりしないしものづくりできないんじゃないかと思ってる人もいると思うんだけど、そんなことないですよね。

澤本:うん。

権八:みんなが天才じゃなくて。

遠山:澤本さんはいろいろな舞台を見に行かれたり、マンガもよく読まれてるじゃないですか。そういう理由ですか?

次ページ 「澤本さんが舞台やマンガを積極的に見る理由」へ続く