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リコーとPR TIMESが連携 360度画像をプレスリリースに活用

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リコーとプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営するPR TIMESは3月25日、都内で記者発表を開き、プレスリリース配信における360度画像の活用で連携すると発表した。

(左から)PR TIMES 代表取締役社長の山口拓己氏と、リコー SmartVision事業本部 事業本部長の大谷渉氏。

同日から、「PR TIMES」の利用企業に対してリコーの360度カメラ「THETA(シータ)V」と三脚を無料で貸し出す。撮影した写真はリコーのクラウドサービスに保存し、プレスリリース内に挿入することができるという仕組み。クラウドサービスの利用料金は月額5000円からとなっている。

リコーのクラウドサービス「THETA 360.biz」で掲載URLを発行し、「PR TIMES」プレスリリース投稿画面に入力することで、360度の画像を表示することができる。

住宅やオフィスのほか、工場など一般公開していない場所の撮影やイベントレポートなどでも利用を見込んでいる。報道関係者はその場所に直接行かなくても全方位の様子を確認することができるので、簡易的なロケハンにも活用できる。

リコー SmartVision事業本部 事業本部長の大谷渉氏は「データ活用事業とも掛け合わせながら、360度画像の可能性を社会に広げていきたい」と話した。