米ウォルマートが5月19日に発表した、2020年2月~4月の第1四半期決算では、米国におけるeコマース売り上げが、前年同期比74%増となった。薬局の売り上げを含めた比較。全体の売上高は887億ドルで前年同期比10.5%増となった。
3月に発表した、食料品向けアプリと、日用品や電化製品などそのほかの品目を販売するアプリの統合が寄与した。新型コロナウイルス感染症の拡大で外出ができない、生活必需品を入手する際の感染リスクを避けたい、といったニーズに応えた格好。
スマートフォン向けアプリの市場調査会社アップアニーによると、4月5日時点で、統合前の「Walmart Grocery」アプリは、1月に比べて1日あたりのダウンロード数が460%増となった。3月29日~4月4日の米国全体でのショッピングアプリのダウンロード数は1億600万件で、1月の週平均から15%増だった。
ウォルマートの上級副社長兼チーフ・カスタマー・オフィサー(最高顧客責任者)は、5月20日の声明で、「すでに食料品のオンライン注文の半数は、新しいアプリで行われている。統合アプリに移行したことで、食料品などの必需品を購入する際、同時に玩具やガーデニングツールなどの一般商品を注文するケースが増えている」とした。
アプリ統合に伴い、注文された商品のピックアップや、駐車場に乗り付けた利用者に商品を手渡す(カーブスサイドピックアップ)などの作業人員を増やしている。また、高齢者や救急隊員、基礎疾患を持つ人など専用の予約時間帯を設けている。
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