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47都道府県に迫る「気候危機」を描くWWFジャパン「未来47景」を公開

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世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、各都道府県の今世紀末の未来が見られる特設サイト「未来47景」を6月25日より公開した。

気温の上昇だけではなく、地球全体の気候を大きく変える地球温暖化の問題。世界各地で気象災害が相次いでいる状況から、近年「気候危機」という言葉が使われるようになっており、政府が6月12日に閣議決定した2020年版「環境・循環型社会・生物多様性白書(環境白書)」でも明記されることとなった。

WWFジャパンでは、この「気候危機」に多くの人が目を向け、身近に感じてもらうことを目的に6月の「環境月間」に合わせて「未来47景」を制作。トップページで都道府県名を入力すると、その地域の未来をイメージさせるイラストと解説が表示され、一人ひとりにできる具体的な行動を知ることができる。自治体や団体向けにはポスターを作成しており、同サイトから自由にダウンロード可能だ。

台風による洪水で水に浸かる東京スカイツリー®(東京都)と、気温上昇により数値が振り切れる熊谷の温度計(埼玉県)。

気温上昇により、感染症を媒介する「ヒトスジシマカ」の分布域は北へ拡大すると予測されている(秋田県)。冷涼な気候を好むりんご栽培にも、虫害や病害の大きな被害をもたらす(青森県)。