仏・ロレアルは26日、2030年に向けた新たなサステナビリティプログラム「L’Oréal for the Future」を始動すると発表。
ロレアルグループでは、サステナビリティプログラムを通じ、地球との共存を目指し「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」を尊重するビジネスモデルへの変革を加速化していく考え。 2025年までに、エネルギー効率を改善し、再生可能エネルギーを100%採用。全拠点においてカーボン・ニュートラルを達成。2030年までに、製品のパッケージに使用されるプラスチックを、リサイクルもしくはバイオベースに100%切り替え。2030年までに、温室効果ガスの排出量を1製品あたり2016年との比較で50%まで削減するといった項目を掲げた。
日本ロレアルでは、これを受けサステナビリティ活動の今後の目標について示した。 SDGsの日本の重要課題である「気候変動」に関しては、本社が掲げる2030年目標を実現するため、サプライチェーン全体を通して排出量の削減を目指す。2021年6月末までに、リテール・プロモーションにおけるすべての新規什器を100% エコデザインPOS(グループ独自基準の什器)に切り替え、2022年末までに、日本ロレアルの全拠点においてカーボン・ニュートラルを達成するなどとした。
また2021年までに、日本ロレアルの主要11ブランドが独自のサステナビリティアクションを始動し、環境課題の解決支援あるいは女性支援のためのプログラムを行う。
シングルマザー就労支援プログラムなどを通じ、女性活躍支援を積極的に展開してきた同社。新型コロナを受け、ひとり親世帯へ製品の寄付を行うなどをしている。女性管理職比率はすでに50%以上だが、ジェンダー平等をさらに推進し、上級管理職の女性比率50%以上を目指す。
日本ロレアル社長のジェローム・ブリュア氏は「原料調達から処方開発、製造、マーケティング、プロモーションなど、すべてのプロセスにおいて、より持続可能なビジネスモデルへとシフトしていく。また『すべての人生に、美しく生きる力を。』のビジョンのもと、特に女性活躍支援を積極的に推進する」と話した。
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