イギリスを拠点とする世界最大手のエージェンシーグループWPPは、傘下にあるAKQAとグレイを統合し、新たに「AKQA Group」を設立することを発表した。
新グループの本社はロンドンとニューヨークに置く。新たなグループの最高経営責任者には、AKQAの創設者であるAjaz Ahmed氏が就任。現・グレイCEOのMichael Houston氏は、新グループのグローバルプレジデント兼最高執行責任者となる。
グレイは、1917年にニューヨークで創設。2005年にWPPの傘下となった。クリエイティブなストーリーテリングを得意とし、これまでに大規模なグローバルブランドを数多く手掛けている。一方、デジタルエージェンシーのパイオニアであり、スタートアップ支援などを早くから手掛けたイノベーターでもあるAKQAは、2012年にWPPの傘下に。この統合によりAKQA GROUPは50か国以上に6000人の従業員を擁し、「FORTUNE 500」のトップ20にランキングするクライアントを半数以上持つことになる。
AKQAグループでは得意分野が異なるAKQAとGrayの組み合わせによって、世界規模の拠点を持つクリエイティブソリューション企業として、クライアントに新たな提案を進めていく。
WPPでは、これまでにWunderman Thompson、VMLY&R、BCWの統合を図っている。
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