コロナ禍で消費者ニーズ、パーセプションの前提自体が変化している可能性がある中、従来通りのブランド戦略や施策を続けてよいのだろうか。本セッションでは、ソーシャルプレッシャーにより消費者の本音が届きにくい今、適切な消費者理解はどうあるべきかが語られた。
「コロナは直接影響を及ぼしにくい。間に消費者の変化を変数でとらえることで、ただの相関関係ではなく因果関係的に理解ができる」とクー・マーケティング・カンパニーの音部大輔氏は話す。
Asking調査は様々な評価誤差があるが、特にコロナ禍のような環境下では社会的に望ましい回答をしようという意識が働き消費者理解がより困難になる。そこでヴァリューズの間宮浩平氏が挙げたのは、「実態を行動ログ(FACT)で把握することで、意識と行動のギャップから浮かび上がったインサイトを読み解く」手法だった。間宮氏は、時系列を遡って分析できる行動ログの事例としてアプリのリピーター分析、化粧品のアーリーアダプター分析を紹介し、行動ログ把握の重要性を解説。
コロナ禍のマーケティングにおいては、従来手法だけに囚われず消費者理解を進めることが重要であると音部氏、間宮氏は総括した。
株式会社ヴァリューズ
URL:https://www.valuesccg.com/
お問い合わせ:marketing@valuesccg.com
CMO X 関連記事
新着CM
-
マーケティング
「からだにユーグレナ」ブランドデザインを刷新 新タグラインは「地球健康食」
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
マーケティング (コラム)
流動するクリエイター市場 視野が狭ければ可能性まで狭めてしまう
-
クリエイティブ
やり口と出会いのひきだし(鳥居薫)~『門外不出のプロの技に学ぶ 映像と企画のひき...
-
AD
広告ビジネス・メディア
急成長を遂げる「変革支援」のプロ集団 DXとデジタルマーケティングで企業変革を加...
-
販売促進
亀田製菓、お菓子の「粉」だけの提供で客層拡大 「ハッピーターン」の粉が当たる施策
-
販売促進
ロート製薬、既存事業をペット向けに横展開 犬用サプリ「ロートV5わん」発売
-
販売促進
眉メイク初心者の男性層獲得へ 伊勢半、Web広告にヤーレンズ起用
-
特集
はじめに/あとがき/解説でざっくりわかる 宣伝会議のこの本、どんな本?