9月に始動した、嵐と13の企業による共同プロジェクト「HELLO NEW DREAM. PROJECT」。11月にも嵐が「夢」を持つことを応援するムービーが公開されたが、12月11日にはフィナーレとして本プロジェクトの活動報告会が開かれた。

これまで本プロジェクトの参加型コンテンツや独自調査などを通じて得られたデータをもとに制作したプレゼンムービー「HELLO NEW DREAM. REPORT MOVIE」も公開し、新たな「夢」のあり方を発表した。

国民的グループである嵐を起点に集められたビッグデータを用いることで「夢って自由で良いんだな、夢を持ってみようかな」と感じてもらうことが狙いであり、活動休止を控える嵐からのメッセージとなっている。イベントでは嵐の5人が「夢」に関する考察をプレゼン。13日には、報告会の様子をノーカットで公開した。

プレゼンムービー内では、例えば以下のような夢にまつわるデータやファクトが盛り込まれている。

・夢を持っている人は若者ばかりではない
・持っている夢の数の平均は5.2個
・夢を叶えるために頑張っている人は83％
・一方で必ずしも夢はかなわなくてもいいと考えている人は85%
・夢を諦めた経験がある人は72％
・それでも、諦めた後に新しい夢を持った人は76%
・この1年で夢を持った人は2335万7852人
・夢を持つことからより良い未来が始まると思うと考えている人は6319万83人

これらは本プロジェクトのコンテンツなどを通じ、集められたデータに基づき抽出されたもの。ユーザーが入力した「夢」を嵐が歌う参加型コンテンツ「A・NA・TA for DREAM」を通して約92万個の夢が集まったほか、事務局に自身の「夢」を送ると嵐のビジュアルが入った特別はがきが届く「HA・GA・KI for DREAM」を通して約4万個の夢が集まった。さらに今回、2万人を対象にプロジェクト独自の“夢”に関する調査を実施したデータに基づき制作された。

プロジェクトサイトでは、夢について考えるためのシートや、アクションにつなげるためのシートを配布中。いずれも無料で誰でも入手でき、学校など教育現場での使用を想定しているほかSNSなどでのシェアを呼びかけている。